【レベル・目的別に厳選】TOEICリスニングおすすめの参考書10選

  • TOEICリスニング参考書ってどれが良いの?
  • 目的やレベル別におすすめな参考書が知りたい

このような疑問・悩みに答えます。

TOEICリスニングの参考書は無数にあるため、どれが選んだら良いのか迷ってしまうところですよね。しかしそれは参考書によって目的や対象とするレベルが違うからなんです。

本記事ではあなたのレベルや目的・勉強スタイル合うTOEICリスニングの参考書を紹介していきます。

本記事を読めばあなたにぴったりの参考書が見つかり、TOEIC試験まで効率よく勉強することができるはずです。

ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてください。

TOEICリスニング参考書【講義形式で技術やコツを学ぶ】

まずTOEIC初心者の人には、講義形式の参考書をおすすめします。

講義形式で学ぶことによって、TOEIC特有の問題形式を体系的に学べ、問題を解くための技術やコツを身につけることができるからです。

世界一わかりやすいTOEICテスト授業

対象レベル:初心者〜中級者

本書の著者は、TOEIC満点講師の「関先生」で、解説の分かりやすさには定評がある方です。授業→例題→演習の形式で無理なく学ぶことができます。

問題は出題パターン別に分けられており、TOEIC特有のパターンに慣れることができます。

英語を聞き取るコツを根本的に学びたい人におすすめ。特にTOEIC初心者の人にとっては、最初に買っておいて損はない参考書です。

TOEIC®テスト リスニング プラチナ講義

対象レベル:初心者〜中級者

英語は文章になると、単語単体での発音とは異なり音が連結・消失したりします。

これがリスニングで英語がよく聞き取れない大きな原因でもあるのですが、本書では詳しく解説してあります。

さらに、スラッシュリーディングという文法的なまとまりに区切って聞くトレーニングでリスニング力の底上げができます。

TOEICリスニング参考書【語彙・文法強化で土台作り】

リスニング力は単純に英語を聞いていれば向上するものではなく、ある程度の語彙や文法の知識が必要になります。

もし、リスニングが苦手という人はそもそも基本的な語彙や文法ができていない可能性が高いです。

もし当てはまると思った人は、まず次の2冊から始めてみることをおすすめします。

TOEIC L&Rテスト 出る単特急 金のフレーズ

対象レベル:初心者〜中級者

リスニング力の土台を作るには、まずTOEICの頻出語句の発音と意味としっかり理解しておくことが必要です。

本書はTOEICの単語帳の定番とも言えるもので、1000語以上の頻出単語をよく出るフレーズとともに学習ができます。

以下の記事ではこの「金フレ」の特徴と効果的な使い方・音声のダウンロード方法など詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

>>「金フレ」の効率的な使い方・無料音声のダウンロード方法

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

対象レベル:初心者〜中級者

リスニング力を鍛えるには、文法構造を理解することもかなり重要です。

この本では文法問題のPart5対策をしつつ、無料音声をダウンロードしてリスニング学習もすることもできます。

1000問以上の問題が収録されているため、TOEICの頻出文法はこれ一冊でほぼ押さえることができます。

TOEICリスニング参考書【模試で本番の形式に慣れる】

TOEIC試験で結果を出すには、やはり実際の試験に即した学習も必要になります。

現在の実力チェックや本番前の最終確認として模試形式の参考書を使うと良いでしょう。

公式問題集

対象レベル:初心者〜上級者

本書は、本番のテストと同じETS(Educational Testing Service)が作成したテストが2回分収録されています。

本番の試験に一番近い形式で練習がしたい人におすすめです。

TOEIC新形式精選模試リスニング

対象レベル:中級者〜上級者

本書にはTOEICリスニングの模試がなんと5回分も入っています。

問題ごとの正答率が載っているため、それぞれの難易度を確認することができます。

全体的に公式問題集より、難易度がやや高めに設定されているので、特にTOEIC中級者から上級者におすすめの模試です。

TOEICリスニング参考書【Part別に対策をする】

TOEICで高得点を狙う人は、パート別の対策は必須です。

TOEICの問題はパート別にクセがあり、単純にリスニング力だけがあっても得点することが難しい問題が含まれるからです。

自分の苦手とするパートがあれば、それに特化した参考書をやるのが得点アップの近道です。

TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル

対象レベル:初心者〜上級者

Part2の難化対策のために作られたのが本書です。

問題はレベル別に分かれており、基礎から応用まで幅広い問題を解くことができます。

ページに1問の解説が載っており、どこで引っかかりやすいかなどのポイントが詳しく解説されています。

TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ

対象レベル:初心者〜上級者

本書は設問のパターン別に問題が分けられているのが特徴で、本記事でも紹介した設問パターンをより詳しく学ぶことができます。

OEIC講師と生徒の対話によるゼミ形式で解説されていくため、とても理解しやすい構成になっています。

さらに、初心者・中級者・上級者それぞれで間違えやすいポイントを解説しており、幅広いレベルに対応した参考書です。

TOEIC(R) L & R テストPart3&4 鬼の変速リスニング1

対象レベル:初心者〜上級者

本書の特徴は、5段階の速度調整ができるところにあります。

この参考書で、速い速度の英語に慣れることで、本番の試験で流れる英語がゆっくりに聞こえ、精神的に余裕が持てるという効果が期待できます。

また、遅い速度で内容を確実に聞き取る練習もできるので初心者にもおすすめです。

TOEICリスニング参考書【スキマ時間にスマホ学習】

TOEICで結果を出すにはやはり学習を継続することが重要です。

そもそもこの継続することが苦手という人は多いかもれません。

そんな人におすすめなのがスマホのアプリを使った学習です。

スタディサプリENGLISH(アプリ)

対象レベル:初心者〜中級者

このアプリは、リクルートが提供している英語学習アプリで、次のような特徴があります。

  • 数分で受けられる「関先生」の動画授業
  • ディクテーション・シャドーイングに対応
  • 実践模試20回相当分の問題を収録
  • 1日83円から学習ができる

有料ではありますが、アプリ一つでTOEIC対策は全て完結することができるので、参考書を何冊も買うよりも確実にコスパは良いです。

最近では、TOEIC学習にこのアプリを使う人は増えてきています。

実際の使用感や評判・口コミなどは以下の記事で紹介しています。

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TOEICリスニングの勉強法

僕はこれまで、主にこの記事で紹介した参考書を使って勉強してきました。

したがって、それぞれの参考書にのっているノウハウはほとんど理解しています。

ここでは、そんな僕がTOEIC対策に効果的な勉強方法やそれぞれのパートにおける解き方のコツなどをまとめた記事を紹介します。

各記事は、TOEIC対策における要点を押さえています。分厚い参考書を読むより手早く要点が知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

また、リスニング力の向上に有効な勉強法として知られるディクテーションやシャドーイングの正しいやり方については、以下の記事で詳しく解説してるので、こちらも参考にしてみてください。

TOEICリスニング参考書:まとめ

今回は、おすすめのTOEICリスニングの参考書を紹介してきました。

TOEICの参考書は無数にありますが、僕自身が使ってわかりやすく、評価の高いものを厳選したつもりです。

とはいえ、良質な参考書を使ったからといって必ずしも点数が保証されるわけではなく、結局は継続して勉強できるかどうかが重要です。

ぜひ、本記事で紹介した参考書を使って継続した勉強をしていってください。